こんにちは。
「読書する時間がない」って言ってる自分に、携帯のスクリーンタイムを見せたい──。
スクロールして、驚いて、共感して、うっすら疲れて、でも何も残ってない。アルゴリズムの優しさは効率よく自分を空っぽにしてくれます。
今の自分が何に時間を渡して、何に脳のリソースを取られてるかを自覚するのは悪くないかもしれません。そこであえて紙の本を手に取ってみる。文字を追い、文脈をつかみ、頭の中で情景を組み立てる──。この非効率さが現代の本を読む時間のない生活に豊かな思考の余白を生み出してくれます。そんな理由から、今回は本にフォーカスした記事を書いてみました。
携帯に比べて紙の本は繊細です。多くの人が携帯に保護シートを装着する一方で、本は表紙をひっくり返して、はいOK!これでは本の角が折れ、表紙がすぐ擦り切れてしまいます。そこで注目したい(売りたい)のが、黄と緑色の毛糸で手編みされたブックカバーです。
この時代にあえてアナログの手触りで読む体験を底上げする、単なる保護カバーではなく、読書体験そのものに価値を付加する存在となるこのアイテムは、障害者雇用の場である就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)の利用者さんがハンドメイドで制作されました。温かみのあるテクスチャーが、紙の本を持つことの豊かさを再認識させ、現代のデジタル疲れに対する一種の対抗軸となっています。読書へのモチベーションが、文字通り上昇するでしょう。
読み始めるのはちょっと面倒くさいけど、読み終わったあとに不思議と脳が静かになることがあります。焦ってた気持ちが少しだけ落ち着く。言葉を追うことで、自分の輪郭が戻ってくる感覚があります。デジタルノイズが溢れる時代だからこそ、紙の本と向き合う時間は穏やかな波のように静かで深い意味を持ちます。
瞬時に情報が手に入る現代にあって、このゆったりとした波がもたらす感覚は、私たちの思考に新たな広がりを与えてくれたり、未来の情報体験としての読書の価値を再発見する時間になるかもしれません。
あ、電子書籍がセールしてる・・・・・・。
〇商品名
陽だまりの波 – ニットのぬくもりブックカバー
〇価格
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