【就労継続支援A型の現場から】働くを選んだ人のアート

就労継続支援A型×アート

就労継続支援A型を簡単に言えば、福祉的なサポートを受けながら、一般企業に近い形で働ける場のことです。雇用契約を結び、賃金が保証されるこの仕組みでは、清掃や軽作業、データ入力などが行われることが多いですが、Mirrime（ミライム）ではハンドメイドのクラフトやアートなどのものづくりに力を入れています。そして、この環境から、このアートが生まれてくるわけです。

アートは、評価や技術だけで測るものではありません。大切なのは今の自分を表せるかどうかです。この絵を描いた利用者さんは、

利用者さんの声
波のうねりを描くうちにイルカが飛び出してきた

自由に、直感で、楽しみながら筆を動かす──
そんな一見遊びのような時間が、実は仕事になることもあります。しかも、それが他の人の心を動かす作品になり、やがてポートフォリオとして就職への一歩を後押しすることも。就労継続支援A型の現場では、そんな「好き」が「スキル」になり、働くことにつながっていく小さな奇跡が、日々生まれています。



この作品は、事業所の中で飾られたり、グッズに加工されたり、時には展示会で紹介されることもあります。「すごいね」「きれいだね」と言われた経験が、本人の自信につながり、また描きたくなる。アートを通じた対話が、そこに生まれているのです。

自分らしく働く

働くことに、もっと選択肢があっていい。
もしあなたやご家族が、「自分に合った働き方を探している」、「まずは安心できる環境から始めたい」と思っているのなら、就労継続支援A型事業所のMirrime（ミライム）という選択肢を、ぜひ知ってほしいと思います。ここには、「できないこと」ではなく「できること」に目を向け、あなたの得意や個性を仕事に変える仕組みがあります。そして何より、そこから始まる一歩が、障害者雇用での就職につながっていく可能性もあるのです。

あなたの「自分らしく働く」を、ここから見つけてみませんか？