手描きPOP制作の裏側!就労継続支援A型事業所のイベント準備

“Welcome”から始まる集客術──就労継続支援A型事業所のPOPづくり

街のイベントやフリーマーケットを歩いていると、ふと目を引く手描きのPOPに足が止まることがあります。フォントや色づかいが機械的じゃなく、人の手で作られた温度感を持ちつつも、しっかり計算されたデザイン。その裏側には、就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)の利用者さんたちが関わるものづくりがあります。

Mirrime(ミライム)では、障害者雇用の枠組みの中で、単純な軽作業だけに留まらないデザイン業務や販促物制作にも取り組んでいます。今回紹介するのは、イベント出店用のPOP制作です。会場で商品の魅力を一瞬で伝えるための、いわば“フロントマン”の役割を担う重要アイテムです。


「どうぞ手に取ってご覧下さい」と描かれたPOPを筆で制作中
利用者さんが筆を使って文字と装飾を描いている様子
 

イベントブースで来場者の目を引くための案内POPは、「黄色と赤のコントラスト」が遠目でも視認性を高め、商品との距離を縮める役割を持っています。




「Welcome」と描かれた雲形のPOP
青い縁取りと黄色い文字が目立つデザイン
 

入り口や受付に配置される「Welcome」POPは、シンプルながらも雲形のアウトラインと色の組み合わせが、会場に軽やかな印象を与えます。




職員の声
イベント当日は、お客さんの目線や流れを考えた配置が重要になります。POP制作の段階からその動線をイメージして、色やフォントを決めています。



「どうぞ手に取ってご覧ください」──言葉はシンプルでも、その背景にあるのは細部まで作り込まれた構成と色彩設計。ちょっとした色の濃淡や筆圧が、通りがかった人の足を止めるかどうかを決めます。現場では、利用者さんが筆を手に取り、一画一画に集中。隣では職員が色の調合や配置をサポートしながら、全体の完成度を高めています。

イベントの売れ行きを左右するPOPは、単に“掲示物”として作られているわけではありません。それは来場者と商品をつなぐコミュニケーションツールであり、現場の空気を演出する一部。就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)でのものづくりは、そうした“現場で効く”アイテムを生み出す場でもあります。

見学のご案内

就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)での業務やものづくりに関心のある方を対象に、随時見学を受け付けています。「販促物制作やデザインに関わってみたい」、「イベント出店に向けた仕事に興味がある」という方は、ぜひ一度、現場の雰囲気を確かめにお越しください。制作から現場配置まで一貫して関われる環境を見学できます。


ハンドメイド作品は、minneで販売中です!
https://minne.com/@mirrime


就労継続支援A型事業所Mirrime
🍀利用者さま募集中(見学OK!)
📍大阪市中央区森ノ宮中央1-14-10 鵲森ノ宮ハイツ3階
🚃大阪メトロ・JR森ノ宮駅 7-B出口から徒歩3分
📱090-8801-5102(求人担当に繋がります♪)
📩info-mirrime@jobconnect.jp

大阪市中央区にある就労継続支援A型事業所 Mirrime(ミライム)は、社会で生きづらさを感じている方に寄り添い、一般就労に向けた支援を行っております。
お仕事内容:動画編集・ものづくり・軽作業・清掃業務・その他業務
一人ひとりの得意や適性に合わせたさまざまな業務をご用意しております。