就労継続支援A型事業所Mirrime(ミライム)は、「働くこと」と「支援」を同時に考える仕組みです。
雇用契約を結び、一定の安定性を保ちながら仕事に取り組める点は、就労支援A型の特徴として広く知られています。
一方で、実際の現場でどのような仕事が行われ、どのような制作物が生まれているのかについては、具体的な情報に触れる機会は多くありません。
本記事では、就労継続支援A型事業所Mirrime(ミライム)で最近完成した作品物をご紹介したいと思います。
制作物から見えるA型事業所の仕事設計
ものづくりを行う就労継続支援A型事業所Mirrime(ミライム)では、完成品だけでなく、制作までの工程そのものが仕事として組み立てられています。
編み物やTシャツヤーンを使った制作は、作業内容が視覚的に分かりやすく、比較的初心者の方にもチャレンジしてみやすい作業です。

フリルを手編みしたスマホショルダー の画像
装飾性と存在感のある仕上がりが特徴のフリル編みのスマホショルダー。
一見難しそうな作業に見られがちですが、段ごとに増し目を行うため、進行状況を把握しやすく、作業管理や品質確認が行いやすい編み方といえます。
また、糸の色や素材によって印象が大きく変わるためデザインの幅が広く、オリジナリティを出しやすい編み方です。
完成後は、日常生活での使用を想定し、サイズ感や強度を確認したうえで仕上げています。
この制作では、同じ仕様を共有しながらも、一点ずつ仕上げていく進め方が採用されています。
就労継続支援A型事業所では、このような工程設計が就労支援の一環として活かされています。

結び目が花の形になるスマホショルダーの紐部分
紐の長さ調整を「結ぶ」という動作に統一することで、工程が分かりやすくなっています。
結び目は花の形になり、デザインの一部としても機能します。
使いやすさと見た目の両面を考慮した工夫です。
作業工程を整理することは、就労支援A型の特徴の一つです。
在宅勤務の場合でも、同じ品質を保ちやすい設計になっています。

クリスマスモチーフの編み物人形
この作品のテーマはクリスマスの制作物。
季節ごとのテーマを設定することで、制作期間や完成イメージを共有しやすくなります。
糸の色や形を事前に決め、見本を確認しながら進めるため、全体の流れを把握しやすい制作内容です。

お揃いの帽子をかぶった編み物の人形
ゆきだるま、ペンギン、うさぎがお揃いの帽子をかぶった、毛糸ならではのやわらかな質感が魅力の飾り人形。
棚やデスク、玄関先など省スペースにも飾りやすいサイズ感で、季節のインテリアにさりげなく取り入れられます。
ひとつずつ丁寧に編まれており、ハンドメイドの温もりが伝わります。

Tシャツヤーンを使用した鍋敷き
Tシャツヤーンは太さにばらつきがあるため、編み進めながらその都度調整を行います。
鍋敷きは耐久性を意識し、それぞれに適した編み方を採用しています。
かぎ針は少し大きめを選ぶと編み目が安定しやすく、カゴやマットなど形を保ちたい作品に向いています。
利用者さんの声
「編んでいくうちに少しずつ形になっていくのが楽しかったです。色合わせや編み目を考えながら進めて、完成したときは胸が躍りました。」
職員の声
「制作物は、就労支援の内容を分かりやすく伝えるための一つの指標だと考えています。働く流れを整理し、無理なく続けられる形を大切にしています。」
就労継続支援A型事業所Mirrime(ミライム)で行っているものづくりは、利用者さんお一人おひとりの「好き」や関心を大切にしながら、できる限り活かせる作業内容をご提案できるよう心がけております。実際の雰囲気や作業の様子は、見学していただくことでより具体的に感じていただけます。ぜひ一度、お気軽に見学にお越しください。
見学のご案内
