就労継続支援A型事業所の軽作業の納品日密着!利用者さんの真剣な姿

就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、日々さまざまなものづくり業務が行われています。商品制作やデザイン業務だけでなく、出荷や納品といった実務にも携わることで、利用者さん一人ひとりが「働くこと」の流れを総合的に学んでいます。

今回はその中でも、軽作業の納品日にスポットを当てました。利用者さんと職員が息を合わせながら進めていく運び出しの工程には、計画性、協力、そして集中力が求められます。3枚の写真とともに、実際の作業風景を紹介します。

静かな緊張感の中で交わされる声かけや確認作業──、普段あまり目にすることのない、その現場のリアルを少しだけ覗いてみましょう。


ビニールで丁寧に梱包された製品を慎重に持ち上げる利用者さんの様子
搬出作業のスタートは、製品を持ち上げるところから始まります。今回の製品は、サイズも重量もそれなりにあるため、腰や手首に負担がかからないように、姿勢や力のかけ方にも注意を払いながら行います。

利用者さんは、事前に指導を受けた持ち上げ方を意識し、慎重に動いていました。こうした作業を通じて、「正確に」、「安全に」という意識が自然と身についていきます。


製品を外へ運び出すために建物から出てくる利用者さんと職員の姿
製品を無事に持ち上げたあとは、事業所の出入り口を通って外へと運び出します。段差や周囲の安全確認、他の歩行者への配慮など、注意すべきポイントはたくさん。

ここでは、職員と利用者さんが自然に声をかけ合い、連携を取りながらスムーズに作業が進められていました。こうした工程を経験することで、作業だけでなく、人と協力して働くという社会的なスキルも養われていきます。


納品物を社用車の荷台に積み込む利用者さんの様子。荷物の配置にも気を配っている
搬出された製品は、事前に用意された社用車の荷台へ積み込まれます。利用者さんと職員が確認をしつつ作業を進行します。バランスを崩さないように、荷物同士の隙間もチェックしていく様子から、作業への責任感が伝わってきました。一つの納品にも、工程ごとに工夫と配慮が求められる──。それが、現場で得られる実感値のある仕事です。

利用者さんの声
重いものを運ぶのは大変だけど、無事に積み終えたときはやっぱりうれしいです。



就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)での仕事は、いきなりすべてを完璧にこなすことが求められるわけではありません。特に軽作業は、「今できること」から無理なく始められるのが特長です。たとえば、荷物を持つときの姿勢や、確認作業の声かけなど。どれも最初は難しく感じるかもしれませんが、実際の現場では、職員がすぐ近くでサポートしながら一緒に進めていきます。

就労継続支援A型事業所には、あなたのペースに合わせた働き方があります。見学や体験から始めてみませんか?

大阪市中央区にある就労継続支援A型事業所 Mirrime(ミライム)は、社会で生きづらさを感じている方に寄り添い、一般就労に向けた支援を行っております。
お仕事内容:動画編集・ものづくり・軽作業・清掃業務・その他業務
一人ひとりの得意や適性に合わせたさまざまな業務をご用意しております。