保護猫譲渡会へ―就労継続支援A型事業所のものづくり業務で利用者さんが作る猫用クッション

就労継続支援A型事業所のものづくり──猫用クッション製作過程と障害者雇用が切り開く未来

就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、ものづくりはただ物を作ることではなく、利用者さん一人ひとりのスキルや才能を引き出し、自己実現に繋がる大切な作業です。Mirrime(ミライム)では、障害者雇用の仕組みを活用し、誰もが自分のペースで力を発揮できる環境を提供しています。今回、私たちが作成した猫用クッションは、保護猫譲渡会に寄付するために作られました。利用者さんたちが手がけたこのクッションが、猫たちの新しい家を見つける手助けになることを願っています。

ここでは、猫用クッションがどのように作られ、どのような思いが込められているのか、写真と共にご紹介します。作業を通じて、どのように利用者さんたちが成長し、製品に命を吹き込んでいるのかをご覧ください。

フェルトを裁断するための丸形カッターナイフ
フェルトを正確にカットするために使う重要なツールです。
 

クッション作りの第一歩は、丸形カッターナイフを使ってフェルトをカットすることから始まります。きれいな形にカットすることで、次の作業がスムーズに進みます。




フェルトを正確に裁断することは、クッションの形を整える上で非常に重要です。利用者さんたちは、この作業を慎重に進めています。

フェルトを裁断している様子
フェルトを慎重に裁断し、製品の形を作ります。
 

フェルトを裁断する作業は、手先の器用さが求められる重要な工程です。ここでは、利用者さんが集中して作業を進めています。




この段階での精密な作業が、後の工程をよりスムーズに進めるために大切です。

裁断中のフェルト
裁断途中のフェルトの様子
 

フェルトが少しずつ形を成し、クッションの部品が出来上がっています。この段階でも、丁寧に進められています。




ここで裁断されたフェルトが、実際のクッションの形に変わっていきます。利用者さんは、一つひとつの工程を丁寧に進めています。

裁断されたフェルト
完成したフェルトのパーツ
 

裁断が終わったフェルトのパーツは、次の工程に進む準備が整いました。すべてのパーツが整うと、いよいよ縫製が始まります。




クッションの裏面を縫製中
クッションの裏面をしっかり縫い合わせています。
 

クッションの裏面を縫い合わせる作業は、強度を持たせるために重要な工程です。細心の注意を払って縫製されています。




裏面が縫い合わさることで、クッションの形が固まり、次のステップに進むことができます。

縫製が完了した裏面
クッションの裏面が完成しました。
 

裏面の縫製が完了したところで、次のステップへ進みます。細かい部分まで丁寧に仕上げています。




縫製が完了し、クッションの土台ができました。次は、デザインの追加工程に移ります。

クッションの表面にレースを配置中
クッションにレースを飾り付けています。
 

表面にはレースを配置して、さらにデザインを引き立てます。見た目にも楽しさを加える大事な部分です。




レースの配置は、クッションをさらに魅力的にし、完成度を高めます。

クッションの表面を縫製しているところ
レースを縫い合わせていく作業
 

表面のレースを縫い付ける作業が進んでいます。細やかな縫製によって、クッションに優雅さが加わります。




レースがしっかりと縫い付けられたことで、クッションの外観が完成に近づいてきました。

表面と裏面を仮止めした状態
表面と裏面を合わせ、しっかりと仮止めしています。
 

仮止めを行った後、最終的に縫い合わせる準備が整いました。




仮止めをすることで、最終的な縫製が確実に行えるように準備します。

表面と裏面を縫製している様子
両面をしっかりと縫い合わせていきます。
 

いよいよ表面と裏面をしっかり縫い合わせ、クッションの形が完成に近づいてきました。




この段階で、クッションの完成が見えてきました。

クッションを裏返している様子
クッションを裏返して、最終的な形を整えます。
 

裏返し作業を行い、クッションが完成形に近づきます。




裏返し作業を経て、ついにクッションが完成形を見せます。

最終チェックを行っている様子
クッションの最終チェックを行い、問題がないか確認しています。
 

最後に品質チェックを行い、製品がきちんと仕上がっていることを確認します。




最終チェックでは、すべての細部を確認して、完璧なクッションに仕上げます。

強度を加えるための縫製が完了した裏面
裏面に補強の縫製を施しました。
 

裏面を強化し、クッションが長持ちするように仕上げます。




強化された裏面で、クッションがさらに耐久性を持つようになります。

クッションの巻き取り部分を縫製しているところ
クッションを簡単に巻けるようにバンド部分を作成。
 

クッションを簡単に巻けるようにバンド部分を縫製します。この工夫で、持ち運びや収納も楽になります。




巻き取りバンドを付けることで、クッションの収納がより簡単になります。

完成した猫用クッション
完成したクッションが猫の新しい家を待っています。
 

完成したクッションは、猫たちの新しい家を見つけるために譲渡会へと送られます。利用者さんたちの手によって、ひとつひとつ丁寧に作られました。




完成したクッションは、保護猫たちに新しい居場所を提供するため、譲渡会に寄付されます。

利用者さんたちは、このクッション作りを通じて、物を作る楽しさや達成感を感じています。ある利用者さんはこう語っています。


利用者さんの声
自分の手で作ったものが役立つことが嬉しいです。猫たちが幸せになる手助けができると思うと、もっと頑張りたくなります。



今回作った猫用クッションは、単なる製品ではなく、利用者さんたちの誠実な努力と心が込められた大切なアイテムです。このプロジェクトを通じて、利用者さんは自分の可能性を広げ、社会に貢献しています。

見学のご案内

就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、利用者さんのものづくりの過程をご覧いただける見学の機会を提供しています。興味のある方はぜひ、私たちの施設に足を運び、直接その目で確かめてください。見学の詳細については、お気軽にお問い合わせください。


ハンドメイド作品は、minneで販売中です!
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