“描く”を仕事にする──就労継続支援A型事業所とファインアートの作業工程
大阪・中央区にある就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、“つくる”を軸にした仕事に取り組んでいます。今回ピックアップするのは、ファインアート制作の現場。そのリアルな空気をお届けします。
就労継続支援A型事業所は、一般企業への就職がすぐには難しい方に対して、雇用契約を結んだうえで働く場を提供する福祉サービスです。福祉と仕事の中間にあるようで、実際には「現場の空気」を持った働き方がそこにあります。
アート作品もその一例です。ものづくりの業務として取り組むからこそ、「見てもらう」前提の強度とクオリティが求められます。作業工程には試行錯誤もあれば、依頼者とのやり取りもあります。今回は、そんな制作の裏側を覗いてみましょう。

夏の風物詩と自然を組み合わせた、水彩作品
色彩豊かな水彩のグラデーションで描かれた作品。打ち上げ花火のイメージを、花畑として表現したオリジナルアートです。

職員からの依頼に応じて描かれた作品
実際のペット写真をもとに、紙面のどこにどう配置するかを考えながら進められた一枚。輪郭、表情、毛並み、背景とのバランスまで、細かく調整されています。
今回の制作では、依頼内容を受けた利用者さんが、構成やテーマを自ら設計し、アウトプットとしての完成に至るまでを一貫して担っています。思考を重ねて形にしていくというプロセスが、日常的にこの現場で行われています。
利用者さんの声
自分の描いたものが、“仕事”として評価されるのはやっぱり嬉しいですね。頼まれたものを仕上げる責任もあるけど、それが逆にやりがいになっています。
職員の声
写真を見ながら表情を読み取ったり、色味を調整したりする工程には、技術だけでなく集中力や観察眼が必要です。“描ける人”ではなく、“伝える手段として描く人”になっていく姿に、現場としても学ばされます。
就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、こうした制作業務を通して、利用者さん自身が仕事に向き合い、自分のスタイルを見つけていけるようにサポートしています。
見学のご案内
就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)での仕事に関心のある方に向けて、随時見学を受け付けています。「アート制作に携わってみたい」、「自分の得意を仕事にしたい」という方は、ぜひ一度、ものづくりの現場の空気を体験してみてください。
見学では、実際の制作風景を見られるほか、職員からの説明を通じて「どんな仕組みで働ける場所なのか」、「ものづくりの現場でどんな働き方ができるのか」といった疑問にもお答えします。
見学は予約制となっております。
お問い合わせはWebフォームまたはお電話にて。
ハンドメイド作品は、minneで販売中です!
https://minne.com/@mirrime
就労継続支援A型事業所Mirrime
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