前々回の記事で紹介したペットウェア件に続き、どうやら、また新しい試作品が形になりつつあります。確実に。
これは、ペットの暮らしを変える新たな一歩かもしれません。ペット用品といえば、既製品を選ぶのが当たり前ですが、就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では「ものづくり」の業務の中で試作に挑んでいます。市販品では叶わなかった「こうだったらいいのに」を形にするために、オリジナルのペット用品の開発を進めています。確実に。今回は、その試作や工夫しているポイントをご紹介します。
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写真の猫が遊んでいるのは、現在試作中の猫じゃらし的なアイテムです。素材は軽くて柔らかい不織布をコイル状に加工し、適度な弾力と軽さを持たせています。猫が引っかいたり噛んだりしても破れにくい構造をテストしています。持ち手部分も改良中で、飼い主が長時間持っていても疲れにくい形状を模索中です。試作では以下のような点を重点的にチェックしています。
💡試作のチェックポイント
- 猫の興味を引く動き方
- 爪や歯に引っかかってもほつれないか
- 持ちやすい持ち手の工夫
ウェアはデザインだけでなく、動きやすさや肌ざわりが重要です。写真のデニムのベストは、ストレッチ性のある生地で製作しており、体にぴったりフィットしながらも締めつけ感がありません。縫い代を外に出さず、ペットの肌に直接縫い目が触れない仕様です。スナップボタンは金属アレルギーを起こしにくい素材を選んでいます。サイズ調整も可能で、ペットの体型に合わせた微調整も行えます。
💡ポイント
- 軽くて柔らかい生地でストレスを軽減
- 縫い目や金具部分での肌トラブルを防止
- 洗濯耐久性も確認済み
現段階では、どちらの製品も試作品で、実際にペットが使用する中で見えてくる改善点をもとに改良を重ねています。
耐久性テストの強化では、実際の遊びや日常使いでどのくらい持つのかデータを集めています。フィードバックの収集も行っています。例えば、ペットの様子やアイテムの使い勝手の声をもとに仕様を調整しています。
就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、利用者さんと職員が役割を持ち、協力しながらペット用品の試作に取り組んでいます。この取り組みは障害のある方々の障害者雇用の場であり、ものづくりを通じてスキルアップや社会参加につながっています。製品はまだ試作段階ですが、だからこそ見えてくる課題や発見があります。改良を重ねながら、ペットにとって本当に役立つアイテムを形にしていくことが彼らの目標でしょうか。
ペット用品を作ってみたい方は、ぜひ一度、私たちの取り組みを見学にお越しください。ここから、新しいチャレンジを一緒に始めてみませんか?
猫は仕事していた。
ハンドメイド作品は、minneで販売中です!
https://minne.com/@mirrime