就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、利用者さんがさまざまな業務に携わりながら働く力を身につけています。
ものづくり業務では、デザイン、縫製、クラフト制作など、業務のジャンルは多岐にわたりますが、今回はその中でもリバイバルなプロダクトへの取り組みをご紹介します。
制作されているのは、あの懐かしの携帯型デジタルペット——たまごっち専用の保護カバーです。濃色の毛糸でうさぎ耳のように編まれたこのデザインは、持ち歩きの際にたまごっちを保護しながら、ファッションの一部としても楽しめる仕様です。
製作工程には、糸選び、編みパターンの確認、仕上げのサイズ調整など、細かな手仕事が数多く含まれています。職員が工程をサポートしながら、それぞれのペースで作業が進められており、完成品は実用性とデザイン性のバランスを意識したものになっています。
利用者さんの声
編み物は昔から好きでしたが、企画を考えるなんて初めて。でも職員さんが一緒に考えてくれて、少しずつ“自分のアイデア”が形になっていくのが楽しいです。
たまごっち?
第一次ブームは1996年〜1998年
1996年に登場し、世界中を熱狂させたたまごっち。手のひらサイズのデバイスの中で育てられるキャラクターは、当時の小中学生を中心に爆発的な人気を誇りました。この第一次ブームでは、販売店の前に長蛇の列ができ、品薄が続いたほど。
第二次ブームは2004年〜2010年
その後、2004年には「かえってきた!たまごっちプラス」として復活。通信機能やカラー画面などの進化を遂げ、再び注目を集めることに。
そして2020年代に入り、レトロブームとSNSの後押しもあり、親子二世代が一緒に楽しめる玩具として再評価されています。
たまごっちは、まさに“定期的にリバイバルされる存在”であり、リバイバルとロングセラーの両方を体現するプロダクトです。個人がSNSで自由に発信・紹介できる時代だからこそ、こうした商品をもっと楽しむためのオリジナルアクセサリーへのニーズも高まってきています。
既製品ではなく“自分らしいアイテム”が求められる現代では、たまごっちのようにリバイバルする商品に合わせて、自分だけのカバーやアクセサリーを選ぶ動きも広がっています。
就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、たまごっち用の保護カバーのようなアイテムを、利用者さん自身が企画して、制作までを手がけるものづくりに取り組んでいます。「こんな形があったら使いやすい」、「この配色ならもっと楽しい」といったアイデアが、実際のプロダクトとして形になります。
企画から完成まで、自分の発想を活かしてものづくりに関われる環境は、仕事としての充実感や達成感にもつながります。
企画に関わることで、作業の意味や目的がより明確になり、「仕事としての手応え」や「やりがい」にもつながっていきます。「アイデアを形にしてみたい」、「自分の得意を仕事にしたい」そう考えている方は、ぜひ一度見学や体験にお越しください。
たまごっちのように、時代を超えて愛されるものには、背景に工夫と挑戦があります。企画から制作まで、自分の力で関われるものづくりを、Mirrime(ミライム)で始めてみませんか?
ハンドメイド作品は、minneで販売中です!
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就労継続支援A型事業所Mirrime
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