今回は、利用者さんが初めてミシンを使ってリメイクデニム制作に挑戦した様子をレポートします。このプロジェクトを通じて、ものづくりの力がどれだけ大きな自己成長を生むか、そしてその過程でどんなスキルが身につくのかを紐解いていきます。

ミシンで縫い進める作業の様子。利用者さんの集中力が伝わる瞬間です。
ものづくりは、手を動かしながら自分のアイデアを実現する効果的な手段です。リメイクデニムを作る過程を深堀りして4つのステップでご紹介します。
1. 素材選び
リメイクに最適なジーンズを選ぶところから始まります。古くなったジーンズでも、新しいデザインを施すことで再生可能です。まずは素材を決め、それをどのようにリメイクするかを考えます。
2. ミシンでの縫製作業
次に、ミシンで縫製を行います。ジーンズに新しい命を吹き込む工程です。縫い目が一つ一つしっかりと形になり、作品が完成に向かって進んでいきます。
初めてのミシンで四苦八苦している様子。慣れない作業に試行錯誤しながらも、着実に前進しています。
3. 完成と仕上げ
すべての作業を終えたら、デニムが完成です。デザインを加えたパッチワークで、独特の味わいを持つ一着が出来上がります。完成したデニムは、身に着けることで、自分の手で作り上げた成果を感じることができます。
4.試着して完成形を確認
最後に、完成したリメイクデニムを実際に試着して、完成形を確認します。自分で作り上げたものを着ることで、より一層達成感を感じることができます。
完成して試着した姿。完成品を着ることで、作品の魅力を一層感じることができ、まさに達成感の瞬間です。
作業を通じて得られるスキル
リメイクデニムの制作を通じて得られるスキルは、技術的なものだけではありません。この作業では、集中力や計画性、そして創造力を養うことができます。また、ものづくりに取り組むことで、自分自身を表現する手段を学びます。こうした経験は、今後の仕事や生活にも役立つ大切なスキルとなります。
利用者さんの声
難しかった。4回くらい修正したのに上手く出来なくて悔しい気持ち。また挑戦したい。
職員の声
リメイクデニムを初めて制作されました。経験者の方に教わりながら積極的に取り組まれており、リメイクデニムの難しさを体感されていました。完成後は経験者が制作されているところを横で見て技術を吸収していました。
ものづくりは、アイデアを形にする過程であり、無限の可能性を秘めています。ミシンを使ったリメイクデニム制作は、スキルを磨きながら自己表現を広げる絶好の機会です。この挑戦が、あなたの未来に新たな扉を開くきっかけとなることでしょう。就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)では、障害者雇用の実現に向けたサポートを行っており、縫製の技術を身につけることで、就職への道を切り開きます。
もし、新しいステップを踏み出す準備ができているのなら、私たちと一緒にその一歩を踏み出してみませんか?
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