本当にほしいデニムは簡単には見つからない──就労継続支援A型事業所のものづくり現場
大量生産、大量消費。街を歩けば量産された服があふれています。でも、本当に“ヤバい一着”はそう簡単には見つかりません。だから、自分で作りたいと思う人がいるはずです。そんな想いを形にしているのが、就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)です。ここでは障害者雇用を支える仕組みのひとつとして、ものづくりの現場が日々動いています。
机の上のミシン、散らばったボビン、無数の糸。そこに流れてるのは、“ただの作業”ではありません。ここでは毎日、デニムをほどき、縫い直し、破れをデザインに変え、ストリートを鳴らす一本が生まれています。
ミシンを前にした机から、服が新しい表情へと生まれ変わる──今回紹介するのは、そんな現場の一コマです。

デニム制作の中心になる作業机。
ここで利用者さんがミシンを操り、デニムを再構築していく。机の上には工具や糸、そして職人の空気が漂っている。

縫製の要となるパーツ、ボビン。
ボビンひとつで仕上がりの印象が変わる。利用者さんは糸の太さや色を選びながら、自分の手で服のストーリーを作り出している。

作業に欠かせない相棒。
ミシンと工具は、まるでアーティストの筆とキャンバスのような存在。デニムの新しい姿はここから生まれていく。

完成品のリメイクデニム。
裂け目や補修の跡をあえてデザインとして活かした一本。ストリートでも映える唯一無二の仕上がりだ。
職員の声
利用者さんが試行錯誤しながら形にしていく姿を見ると、この場所がただの作業場ではなく“創造の現場”なんだと感じます。完成した作品は、まさに街に出しても誇れるクオリティです
就労継続支援A型事業所のMirrime(ミライム)は、障害者雇用を支える場所であると同時に、新しいものづくりの拠点です。
ここで響くのは工場のノイズじゃない。ミシンのステッチが刻むのは、ビジネスでも福祉でも括れない、もっとラフで、もっとリアルなリズムです。その光景は、社会とストリートを無理やり繋げるものじゃなく、自然に交わらせるシーンそのものです。ここで生まれるプロクトは、支援や制度の枠を超えて、カルチャーとして街に放たれていきます。

完売のリメイクデニム。
完売したリメイクデニム。そこにあるのは単なるプロダクトじゃなく、利用者さんが叩き込んだ時間と感覚。市場に残らない理由はシンプル──“欲しい人が即買うから”。
見学のご案内
Mirrime(ミライム)では、就労継続支援A型事業所でのものづくり業務に興味を持っている方を対象に、見学を受け付けています。実際の現場を見ていただくことで、デニムの再生や制作のプロセス、そして障害者雇用のリアルを感じていただけます。 ぜひお気軽にお問い合わせください。
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就労継続支援A型事業所Mirrime
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